元気第一!心と体が健やかになる健康系Webマガジン

口臭予防に効果的と言われる梅干しの真実・本当はどうなの?

梅干し

梅干しは口臭予防に効果的だと言われています。 日本人には非常になじみ深く普段何気なく食べている梅干しは、たしかに体によさそうなイメージがあります。 梅干しの強い酸味や爽やかな香りは、口臭にも効きそうな気がします。 日常的に食べている梅干しで口臭予防ができるならとてもありがたいことですが、実際はどうなのでしょう。 梅干しで口臭を予防することは現実的なのでしょうか? また、もし効果があるとしたら、そこにはどのような根拠があるのでしょう?

梅干しを食べると唾液が出る

梅干しには実際に口臭予防の効果が期待できます。 まず重要なのは、梅干しを食べると唾液が出るということです。 梅干しが唾液を分泌する作用はとても強く、梅干しを見るだけでもつばが出るという人も多いでしょう。 これは、梅干しの酸を体が薄めようとして起こる条件反射によります。 ところで唾液というと、普通は汚いものだと考えられています。 ですが、実は唾液は口の中をきれいに保つ重要な働きを担っていて、これが口臭の予防にも役立ちます。 ですから唾液の分泌を促す食べ物であれば、梅干し以外のものであっても口臭を予防する効果があると考えられます。 口臭予防のためにガムをかむのもそのためです。 タバコを吸うとニコチンの作用により唾液の量が少なくなって口臭が強まるので、喫煙後にガムをかんで唾液の分泌を促すことがあります。 単に匂いで口臭をごまかしているわけではありません。 梅干しをかじることでも同じ効果が期待できるでしょう。

唾液が口臭を予防する仕組み

口臭の重要な原因となっているのが口の乾燥、ドライマウスです。 ドライマウスになると口内環境が悪化して細菌が繁殖し、口臭が強くなります。 唾液は水分を補充することでドライマウスを防止し、口臭を防ぎます。 さらに唾液は口の中の汚れを洗い流すことでも口の中をきれいにします。 これも当然口臭予防につながります。 しかも唾液は単なる水ではありません。 唾液には多くの重要な成分が含まれており抗菌などの作用を持っています。 例えば唾液に含まれるリゾチームという物質は、細菌の表面を覆う細胞壁という組織を分解することで細菌を攻撃します。 こうした唾液の働きによって細菌の繁殖が抑えられるため、やはり口臭が防がれています。 水分の補充や抗菌作用とも関係ありますが、唾液には口や舌の粘膜を保護する役割もあります。 舌や口の組織が健康だと細菌は繁殖しにくくなり、口の中が清潔に保たれます。

クエン酸も口臭に効く

梅干しが普通のガムよりも優れているところは、唾液の分泌促進以外にも口臭防止の効果があることです。 梅干しがすっぱいということは、太陽が東から上るのと同じく誰でも知っている常識でしょう。 その酸味の成分はクエン酸という酸です。 梅干しを食べると口内が酸性に傾くため細菌の繁殖が抑えられます。 口臭の原因は細菌が作り出す有毒なガスですから、細菌が繁殖しにくくなれば口臭も抑えることができます。 また、クエン酸は胃の中の細菌の繁殖を抑えるという説もあります。 さらにクエン酸は胃や腸の働きを活性化するとも言われています。 胃や腸の働きが不十分だと十分に消化されない食べ物が腐って口臭の元になります。 したがって、クエン酸で胃腸を刺激して消化液の分泌を促すことも口臭の予防になる可能性があります。 ただし、梅干しなど酸性の強い食品をあまり頻繁に食べると、歯が酸にさらされる時間が長すぎてもろくなる恐れがあります。 1日に10回も20回も食べると多すぎるかもしれません。 ほどほどにしておくといいでしょう。

まとめ

梅干しは日本が生み出した優秀な口臭予防食品です。 梅干しのすっぱい味は唾液の分泌を促進し、口の乾燥を防ぎます。 唾液には他にも口の中のゴミを洗い流したり、細菌の活動を抑えたり、粘膜を保護する働きがあります。 また、梅干しに含まれるクエン酸にも細菌の繁殖を抑える効果があると言われています。 こうした様々な梅干しの作用が何重にも口臭を予防します。 自分の口臭が気になるという人は、手軽な口臭予防法として時々梅干しを食べるようにするといいかもしれません。




 PAGE TOP