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高齢者は股関節サポーターを使うべき?メリットについて

腰痛2

年齢を重ねると、軟骨の合成量が減少したり磨り減ってしまいます。 軟骨は骨と関節の摩擦を軽減するクッションのような役割をしているので、これが減少すると骨や関節の機能に障害が起こります。 下半身の動きに関わる股関節機能が低下すると、生活する上でとても不便になりますから股関節サポーターを使いましょう。

ただ、高齢の方にとって締め付けが強い股関節サポーターは着けるのが面倒と思う方が多いようです。 確かに装着するのは少し大変かもしれません。 また、股関節や足を固定するので、逆に動きづらいと感じることもあるでしょう。 ですが面倒に感じたり、動く時に違和感があるのは最初だけです。 慣れてくれば簡単に着けられるようになりますし、動きも安定するので違和感より体への負担が軽減されるのを実感できます。 もし着けづらいのであれば、家族やヘルパーさんに装着してもらうことも可能です。 一般的な股関節サポーターは、下着の上に装着するようになっています。 ですので第三者に着けてもらっても恥ずかしくありませんから、股関節サポーターで股関節をサポートしてあげましょう。

メリット1:股関節への負担軽減と変形の防止

股関節サポーターの一番のメリットは、股関節への負担を減らせることです。

股関節は歩くときに使うイメージがありますが、上半身と下半身をつなぐ役割もしています。 つまり、座っていても負荷がかかっているので、活動しているときだけ負担がかかるわけではありません。

軟骨がしっかり合成されていて、周りの筋肉も衰えていなければ機能は低下しません。 ですが、高齢になると軟骨が磨り減ってしまいますし、ある程度鍛えていても筋肉は衰えていきます。 その状態が続けば、股関節への負担はどんどん大きくなるため、何もしなくても股関節機能が低下します。 股間節サポーターは負担を軽くしてくれるので、年齢とともに衰える股関節機能の低下を防ぐ効果が期待できます。

歩いたり走ったりする時は、必ず足の骨を使います。この骨をスムーズに動かすのが軟骨ですが、骨の柔軟性がなくなってきたり、股関節の動きが悪くなると軟骨はすり減ります。軟骨が減少すると、骨が動いた時の刺激が股関節に直接当たるので、股関節が変形してしまいます。これは変形股関節症というもので、放っておくとどんどん悪化して、最終的には歩行困難になることもあるのです。 股関節サポーターは、股関節をしっかり固定することで変形を防ぐ効果も期待できます。

高齢者の方は、体内であらゆる部分の衰えが進行しています。ですので、特に症状が出ていなくても股関節サポーターを使って、下半身の活動機能の低下を事前に防ぎましょう。

メリット2:転倒予防に

子供であれば、転んでしまっても骨折したりひどい怪我をすることはほとんどありません。 しかし、高齢者の場合などは転倒することで骨折したり寝たきりになってしまうことがあります。 股関節が弱くなると転倒することも多くなりますから、股関節サポーターでしっかり転倒予防をしておきましょう。

転倒予防の必要性

転倒しても、骨折のような大きな怪我はしないだろうと思っている方も多いのではないでしょうか。 ですが転んだときにすぐに防御体制を取れるのは若いうちだけです、反応は年齢とともに鈍ってしまいます。 そのため、転んで顔面を強打してしまったり、手をついたせいで手首骨折など大怪我してしまうこともあるのです。 特に高齢の方だと、骨が弱く反応も鈍くなっているので大怪我のリスクは高くなります。 ちなみに、介護が必要になる原因の第5位は転倒・骨折です。 つまり転んだせいで寝たきりになったり、生活に支障が出てしまう可能性があるため、転倒予防は絶対に必要なことなのです。

転倒する原因

転倒する原因は、外因性のものと内因性のものがあります。 外因性では、ちょっとした段差やコードにひっかかってしまうこと、暗さによって足元が見えない、椅子やベッドからの立ち上がりなどが挙げられます。ただ、外因性の場合だとある程度平衡感覚や筋力があれば転倒を防げます。

問題は内因性の原因です。内因性では、認知障害や視力障害、筋力の低下、バランス感覚障害、股関節機能の低下などが挙げられます。内因性の原因の場合だと、転倒した時の体制を立て直す機能自体が衰えているということになります。 そのため転んだときに大きな怪我をしやすいので注意しなくてはいけません。

転倒予防に効果のある股関節サポーター

転倒予防のためには、ストレッチで体のバランスを整える、運動で筋力や持久力を鍛えるのが有効です。 ただ、内因性の原因だと体の内側から転倒しないようにするのはかなりの時間がかかります。 その間に転倒してしまうこともあるので、もう一つ股関節サポーターを利用しましょう。 股関節サポーターは、股関節を安定させる働きがあります。 ですので転倒しにくくなりますし、万が一転倒しそうになっても、衰えている体の動きをサポートすることで予防につながります。 自分がどんなに注意していても、体が動きについていけないことで起こるのが転倒です。 股関節サポーターをつけていれば、低下している機能をサポートできるので転倒予防に効果的なのですね。

股関節サポーターはただ股関節をサポートするだけではなく、転倒する内因性の原因までサポートしてくれるので、予防のために着用するのがおすすめです。




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